今回のDAC盤「ALL MIXED UP」では未CD化のOBRマスターをメインに使用しオリジナルLPでは不自然に早かったピッチを修正し音質も出来る限り向上させており、ややコモり気味でお世辞にも高音質とは言い難かったオリジナルLPを大きく凌駕するクオリティとなっています。 ただ収録曲の全てを「UNDERCOVER」関連の音源のみでアルバムを統一するには幾分曲が足りなかったようで、’79年のエモーショナル・レスキュー・セッション、そして’85年のダーティーワーク・セッションからも数曲加えあった収録内容となっています。 ブルース・ナンバーやジャム・セッション風のトラックが中心の内容ですが、DAC盤の「THINK YOU LIKE IT」、「CHAIN SAW MASSACRE」と本作を揃えることにより、アルバム「UNDERCOVER」セッション関連のレア音源はほぼ完ぺきに収集することが出来ます。
’ 89年に「ROCK AND A HARD PLACE」のB面曲として突如リリースされた「COOK COOK BLUES」のオーバーダブなしの初期バージョン、珍しい「DOWN IN THE HOLE」の未編集ロング・バージョン、そしてブルース・スタイルのタイトル曲「ALL MIXED UP」の2バージョン等、いずれもコレクターズCDにおいて登場頻度が少なく入手しにくいトラックばかりで、 そういった意味では大変聴き所の多い音源集です。 今回もインナーにはあの印象的なOBRのオリジナル・アートワークを再現しています。