先代にあたる「SRM-313」から、全面的に大きく刷新されました。
回路基板からパーツレイアウトまで、もう別物といってもいいと思います。
現行品では、SRM-400S=121,000円が それに該当するように、ミドルクラスのドライバーアンプで
先代=SRM-323A / 727A までは 出力デバイス=トランジスターであった一方で
現行の SRM-400S / 700S は FET が出力デバイスに変更になりましたが
先代=SRM-353X や 現行の SRM-400S のように、入力にXLR端子を使わずに
RCA端子で事足りるようでしたら、このモデルで十分かと思います。
ラインナップ中、オール半導体のドライバーアンプのセカンドグレードに位置していた機種で
据え置き型では中級モデルながら、しっかりとディスクリートで組まれた回路構成。
全段直結/A級動作/バランス増幅/DCアンプと、しっかりと上位機種を継承した内容になっております。
2SA1968,2SC5466などの低Cobの高耐圧トランジスタをふんだんに採用。
特筆すべきは、終段の出力トランジスターが、当時の最上級機=SRM-727Aと同じトランジスターを使っていること。
流石に、電源部の余裕や各パーツのグレードなどは及びませんが、真面目に設計されており
良質なガラスエポキシ製のプリント基盤に、整然とレイアウトされたパーツ群にはセンスを感じます。
シャーシは磁気歪みの悪影響を回避するため、非磁性体であるアルミ合金が用いられ
大きな電源トランスは 耐振動性を考慮して、シャーシからインシュレートしてマウント。
ボリュームも、カスタム品のディテント型 を採用するなど、手抜きのない頑張った造りになっており
たいへんコストパフォーマンスに優れたドライバーアンプと思います。
当機種はA級動作させているため、上面の通風孔が大きめに造られています。
そのため、ホコリなどが内部に溜まりやすいので、エアブローし清掃致しました。
酷いものになれば ホコリまみれで、電子パーツが見えなくなるほど こんもりと積もっている場合も多々ございます。
当出品物のホコリの蓄積具合は かなりありましたが、念入りにクリーニングしました。
ついでに基盤部を撮影いたしましたので、参考になさってください。