チェルカスキーのチャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番、ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」、ほか

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1-3. チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
4-19. ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」
20. チェルカスキー/悲愴前奏曲
21. リムスキー=コルサコフ/ラフマニノフ編/熊蜂の飛行


シューラ・チェルカスキー(ピアノ)、ゲオルグ・ショルティ(指揮)/ロンドン交響楽団

録音:1968年1月30日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(1-3)
   1982年2月20日ロンドン、ウィグモア・ホール(4-21)

BBC【イギリス輸入盤】

知る人ぞ知る名ピアニスト、シューラ・チェルカスキー(1911-1995)は、かのヨーゼフ・ホフマンの高弟で、20世紀最後のヴィルトゥオーゾとして「音の魔術師」と呼ばれました。このアルバムは、そんなチェルカスキーのライヴ録音を集めたもので、すべてステレオ収録なのが嬉しいところです。このロシア・アルバムの目玉は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。チェルカスキーのソロはきわめてロマン的なもので、その美しい色彩と歌いまわしの巧みさ、濃密な雰囲気づくりは実に見事。一方、そうしたピアノのロマン的な音楽に対抗するかのように、ショルティ指揮するオケ・パートは、マッシヴなサウンドで鮮やかなコントラストを形成。チェルカスキーの名人芸的なソロに対して一歩も譲りません。バルトークやマーラーなどの過激な演奏を生んだ当時のショルティとロンドン響のコンビは強烈というほかなく、ライヴの熱気が炎と燃え盛り、名高いチェルカスキー&ルートヴィヒ/ベルリン・フィル盤(1952年,DG)とはまったく性格の異なる魅力を放っています。組み合わせは、独特の多彩な音色と巧みなフレージングを堪能できる「展覧会の絵」ほかの3曲。繊細さと迫力が最後まで持続し、とても71歳とは思えない立派な演奏です。アンコールであろう「熊蜂の飛行」も実に素晴らしいチャーミングさ。未開封新品です。
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