電波技術1975年1月号に掲載された、オールST管構成SRPPドライブ無帰還の2A3シングルアンプです。
製作者は飯島俊介氏、これは電波技術にオーディオ専科の森川忠勇氏が記事を掲載するとき使ったペンネームです。
当初はビデオ企画という会社のキットとして依頼されたものですが、この後約半世紀にわたりオーディオ専科で販売された2A3シングルアンプの基礎となったものでもあります。
増幅段は松下の6ZDH3A、出力管はRCAの2A3、整流管には同じRCAの5U4Gを使用したオールST管構成です。
本体シャーシはステンレスヘアーライン仕様で、サブシャーシにはウエスタンブルーレザートーン仕上げの鉄板仕上げで非常に堅牢なつくりです。(サブシャーシに少し錆びがありますが同色のスプレーが見当たりませんでしたのでそのままにしてあります)
電源トランスは特注品で、CHはLUXの5BC-5、出力トランスにLUXのSS5B2.5で出力3.5W。(トランスはさびを落とした後に再塗装してあります)
入手後、全部ばらして清掃、コンデンサー容量点検を行い問題ない事を確認した後に再組み直しをしました。
またソケットは整流管部分のみオムロンソケットに交換、その他は当時の国産タイトソケットをそのまま使用し、他のこまごました部品類は再利用したり交換したりしてあります。
このアンプは前述しましたようにその後のオーディオ専科2A3シングルアンプの基礎になったもので、森川氏もかなり気に入ってたもののようです。
参考資料として電波技術製作記事のコピーをお付けします。
(2026年 11月 1日 11時 52分 追加)樹木用の電動剪定鋏で指を切ってしまいましたのでいつもより発送に時間をいただくかもしれません。