FM/AM チューナー LUXMAN T-300V メンテナンス 修理、調整済完動品 全電球LED化、DARC多重放送ノイズ対策済み かなりの美品です G6200456
最後まで説明をお読み頂きご納得頂いた上で入札をお願い致します。
また、代行入札業者様の入札はご遠慮願います。
LUXMANのFM TUNER T-300V の中古品でメンテナンス調整済み(プチレストア済み)です。
古い機械ですが、現在でも十分通用する様に本機種の欠点、不具合点は改造してあります。
見た目はレトロですが、音は現在のものと比較しても遜色ないと思います。
改造等の詳細は、下記本文をご参照願います。
純正至上主義の方は、ご入札をされない方が良いかも知れません。
電気的特性は大変良い個体と思います。
出品は、T-300Vの本体のみです。(写真に写っている他の機器は含みません。)
写真では小さく見えますが、幅が広く、高さも高く、サイズは、幅485x高さ165x奥行281mmです。
結構大きいです。
(注:幅が広いのでラックに入らない等の問題が発生しないように入札前にご確認をお願い致します。)
FMの受信周波数範囲は、日本仕様の76.0MHz~90.0MHzです。
ワイドFM(AM放送のFM補完放送:90.1MHz~94.9MHz)には対応しておりません。
(アナログチューナーなので、90.8MHz程度までは受信できていますが、帯域外なので保証はできません。
現状、東京地区では、TBS:90.5MHzが確認できました。)
1976年に発売されたモデルです。
レトロ感と存在感を示す個性的パネルデザインのアナログFM/AMチューナーだと思います。
また、パネルの照明が結構明るいです。
AMとFMの切り替えで、指針の色が変化する凝った作りです。
回路構成としては、非常にシンプルでAFCなどの機能もありませんが安定しています。
この周波数安定度はフロントエンドのローカル発振器の安定度に依存しています。
そのため、4連バリコンの高級フロントエンドモジュールが使用されています。
また、10.7MHzのIFフィルターには、2個のリニアフェーズフィルタモジュールが使用されています。
T-300との違いは、私の知る限り以下の点です。
T-300:ACインレット(外付けACケーブル)、背面にヒューズフォルダあり、
T-300V:ACケーブル直付け、ヒューズフォルダなし(内部にヒューズあり)
電気的性能には、差が無いものと思われます。
以下の点を改造してあります。
1) 本機は、DARC多重放送前に開発された機種であり、DARC多重放送を受信すると、
個体差はあれど、"サー"というバックグラウンドノイズがかなり発生します。
DARC多重放送を行っているのは、DARCで、カーナビなどの渋滞情報のVICS信号を送信している
NHKだけだと思いますが、曲間、ナレーションの無音期間では、ノイズがかなり目立ち静粛性が失われます。
この対策として、復調後、ステレオMPX前にDARC信号を除去するフィルターを追加しています。
この機種は、簡単なフィルターでは解決しなかったので、試行錯誤して別基板に組んだものを追加しています。
(写真-8)参照。 音に悪影響なく十分な効果あると思います。
2) ダイヤルスケール、Sメーター、センターメーターの照明を電球からLEDに変更してあります。
高輝度チップLEDを基板に実装して取り付けてあります。 電球ソケットは残してありますので、
LED基板を外して電球を入れれば、元に戻ります。 (BA9S:12V/1.5W 6個)
3) STEREO表示、AM/FM_バンド表示、周波数指針の照明を電球からチップLEDに変更してあります。
( 2)、3)で、電球はすべてチップLEDに置き換えられています。)
これにより、消費電力が、約14.6W(オリジナル)から、約4.4W(FM), 4.0W(AM)の1/3以下に減少しており、
温度上昇が抑えられ、周波数ドリフトの減少に貢献していると思われます。
特にAM/FM_バンド表示、周波数指針の電球が切れた場合は、交換が手間なのでメリットがあると思います。
LEDは、高輝度なので、定格から十分ディレーティングして使用していますので長寿命が期待できると思います。
明るさは、オリジナルと同等にしてあります。 (明るさを抑えるために、LEDの電流を減らしています。)
下記の調整をしてあります。
1)RFのフロントエンドのトラッキング
2)検波同調点
3)STEREO_MPX部
あと、AMは、FMほど真剣に確認してありませんが、一応調整してあり問題ないと思います。
AMは、内部にバーアンテナを内蔵しています。 また、IFにセラミックフィルタを使用せず、LCによるフィルター
を使用しているせいか、非常に素直で自然な音に聞こえます。 特に低域は出ていない様ですが、
高域は気持ちよく聞こえます。 AMにミュート機能が付いており、AMも聞きやすいです。
ステレオセパレーションについては、調整時(83MHz)に置いては、L->R=43.65dB, R->L=46.53dBでした。
周波数を変えても比較的安定していました。
IF_Filterの特性も比較的良好で、歪み率も大変良好でした。
(0.048% @1kHz 83.0MHz Stereo時、0.074% Mono時 : HP8903B HPF:400Hz, LPF:15kHz)
周波数離調時の歪率劣化も比較的少なく大変良好な特性だと思います。 最後の写真をご参照ください。
このチューナーは、Wide/Narrowの切り替えもなく、AFCもありませんから、良い音で聴く唯一の方法は、
センターメーターの中央に正確に合わせることだけです。
本個体の場合、センターメーターの中央の両端の目盛りは、約±50kHz離調ポイントになっています。
ただし、上記の測定値は、変調用のSGの機種を変更することでも多少変化するため値を保証するものではありません。
FMでMuteが開くレベルは、Normalポジションで、18dBuV、可変のポジションで、15dBuV~32dBuVの範囲で可変できました。
AMのMuteは内臓アンテナであるため、測定が難しいので測定してありませんが、動作に問題はありません。
製造から約40年以上経過するものですから、再調整無しで動作していても初期の性能を期待するのは難しいと思います。
今回出品しているものは、調整して動作を確認してありますので少しは安心して使用して頂けると思います。
この個体の電気的性能は、大変良いと思います。
外観について、
フロントパネルは、目立つ傷もなく年代の割には綺麗な状態を保っていると思います。
(LED化に際して、パネルを外して、内側の清掃も行ってあります。)
ウッドケースもほとんど傷がなく綺麗です。