使用されているペルナンブーコは、『Caesalpinia Echinata (カエサルピーニア・エキナータ) 』という赤茶色の木材の種類になります。
ブラジルボクのマメ科ジャケツイバラ亜科の常緑高木ですが、当時の良質なペルナンブーコは材質が非常に硬いため、ヴァイオリンの音を最大限に引き出してくれます。
原産地ブラジルのペルナンブーコ州では、今では原生の森林は消え失せてしまい、点在する木を伐採しているのが現状のようで、ペルナンブーコ材は今現在ワシントン条約の附属書II(CITES)に指定されています。
CITES(サイテス)とは、「絶滅のおそれのある植物の種の国際取引に関する条約」の英語名(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)の略称で、いわゆるワシントン条約を指し、国際取引によって野生植物が絶滅しないよう輸出入を規制・監視する国際条約で、日本の税関では輸出国の輸出許可書によって輸入が認められています。