【 誕生僅か3年の黎明期ヴィンテージ 】
「アルジャーノ」とは、イタリア・トスカーナ州モンタルチーノ地区の最高峰ワイン、
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ最南端の地
「サンタンジェロ・イン・コッレ」を象徴する生産者。
その歴史は古く、1581年にシエナの貴族ペッチ家がヴィラを建造した頃に始まります。
イタリア初のノーベル文学賞詩人「ジョズエ・カルドゥッチ」もその品質を称えました。
また直近では、
『2023年 世界トップ100ワイン』※Wine Spectator誌
の堂々1位を獲得。 ※Brunello di Montalcino2018にて
アルジャーノの躍進は、現代も留まることを知りません。
今回出品の「ソレンゴ(Solengo)」とは、
『群れから離れて単独で生きるイノシシ』の意。
自立した【個性】を象徴する、印象的なネーミングです。
その誕生は、1995年。
その生みの親は、
『伝説の醸造家』
ジャコモ・タキス(Giacomo Tachis)。
世界のワイン史に名を刻む2大スーパー・トスカーナ
「サッシカイア」「ティニャネロ」
を手がけ、
スーパータスカンの歴史を語る上で、なくてはならない
『最重要人物』
です。
つまりソレンゴとは、ジャコモ・タキスがモンタルチーノの可能性を世界に知らしめた
革新的ワインと言えます。
1998年は、モンタルチーノの秀逸年。
ソレンゴ誕生から僅か3年後の
「超貴重」な黎明期ヴィンテージです。
本拠地であるサンタンジェロ・イン・コッレはブルネッロの地では最も暑く、
ブドウの成熟は早く、他の生産者より2〜3週早く収穫されます。
温暖な気候と砂を含む粘土・石灰質土壌によって、ワインは豊満で大らかな味わいに仕上がります。
ブレンド比率は、
カベルネ・ソーヴィニヨン 25%
メルロ 25%
サンジョヴェーゼ 25%
シラー 25%
上記4品種を均等にブレンドしたという記録が残されています。
(※1995〜1999年のブレンドをこの構成として紹介する資料あり)
新樽率100%のフレンチオーク樽にて16ヵ月熟成。
専門誌評価も、立ち上げ当初としては異例の高さで、
Wine Spectator / James Suckling 92点
Pekka Nuikki / Fine Wine Magazine 92点
を見事獲得。また昨今のヴィンテージでも、
James Suckling 96点(2020)
James Suckling 95点(2021)
James Suckling 94点(2022)
を遂げて、抜群の安定感を誇ります。
黎明期のソレンゴは、まさにスーパータスカンらしい濃密な果実味と
新樽由来のロースト香を前面に打ち出したパワフルスタイルでしたが、
熟成28年を迎え、
今まさに、その実力を示す【ベストタイミング】を迎えました。
カシスやダークチェリーの完熟果実、エスプレッソ、タバコ、ミント、リコリスのアロマ。
果実に満ちた味わいは外交的で、深みとボリュームを備え、
いつまでも続く長い余韻にはトースティなニュアンスが漂います。
15万本以上リリースされる
オルネッライア、サッシカイアに比べ、
ソレンゴは僅か2万4千本程しか造られません。
日本国内市場はもとより、本国イタリアでも超入手困難。
リリースと共に世界中のレストラン、ソムリエがこぞってオファーする為、
今回お目にかかれたのが、
『 奇跡 』
と言えるくらいの銘酒です。