エマーソン・レイク・アンド・パーマー - Miami Beach 1972 - Emerson, Lake & Palmer
1972年春のUSツアーより、3月1日フロリダ、マイアミのコンヴェンション・ホール公演をほぼコンプリート。特筆すべきはこの時点ではまだ未リリースの4作目「トリロジー」からここで”奈落のボレロ”を初披露しているところ。そして初期の大胆なアレンジが施された30分に近くに及ぶ大作”タルカス”は、全体のグルーブ感が最高で、グレッグの熱いボーカル、キースの切れ味鋭いオルガン・プレイとELPの理想系のパフォーマンスをたっぷりと。さらに続く”ラッキーマン”は、完全なバンド演奏となるもので、その後の11分に及ぶキースのピアノ・インプロも、初期とも「Ladies and Gentlemen」期とも違う魅力に溢れており、ジャージーで楽しい1曲。さらに「展覧会の絵」はオープニングのファンファーレから、中盤のヘヴィなジャム、ラストの感動的なエンディングと、美味しい所を押さえたライブ・アレンジで、さらにライブの壮絶なエンディング曲"ロンド"へ流れ、カールのドラム・ソロをフィーチャーした圧巻のエンディングで大円団。痛快極まりない唯一無二のアグレッシブな音空間をリアルに演出できた、この時期のELPの魅力をダイレクトに堪能できるレアタイトル。
・Tracklist
[Convention Hall, Miami Beach, FL USA March 1st 1972]
DISC ONE : 01. Tarkus/02. Take A Pebble/03. Lucky Man/04. Piano Improvisation/05. Take A Pebble (Conclusion)/06. Abbaddon's Bolero
DISC TWO : 01. Pictures At An Exhibition/02. Rondo (Incl. Drum Solo)/03. Outro
Personal:Keith Emerson - Keyboards / Greg Lake - Bass, Guitar & Vocal / Carl Palmer - Drums & Percussion