JOURNEY - RECORD PLANT 1974(1CDR)
The Record Plant. Sausalito, CA, USA 12th May 1974 STEREO SBD
★初期を代表する超高音質サウンドボード
まだ世界の誰も「JOURNEY」を知らなかった1974年。デビューの姿を伝える準オフィシャルのサウンドボード・アルバムが登場です。
そんな本作が記録されたのは「1974年5月12日レコード・プラント・スタジオ」。サンフランシスコの地元局KSANが放送したFMサウンドボード録音です。この日のパフォーマンスは観客を入れた「コンサート」ではなく、局スタジオで行われたスタジオ・ライヴ。言わば、BBCセッションのアメリカ版です。そして何より、その時期こそが特別。どんな瞬間を捉えたものなのか、まずは当時の活動概要から俯瞰してみましょう。
●1974年
・1月1日+18日:北米#1(2公演)
《2月1日:エインズレー・ダンバー加入》
・2月5日:サンフランシスコ公演
・3月18日~6月8日:北米#2(13公演)←★ココ★
・9月13日~11月21日:北米#3(10公演)
《11月『宇宙への旅立ち』制作》
・12月31日:デーリーシティ公演
【“デビュー前のJOURNEY”を伝える最高峰盤】
これが黎明期だった1974/1975年のJOURNEY。彼らの名を世界に知らしめたデビュー作『JOURNEY(宇宙への旅立ち)』は1974年秋に制作され、翌1975年4月にリリースされました。本作のセッションは、そんなデビュー作の制作に入る前の「北米#2」の真っ只中で行われた。これまで長らく「5月27日」という誤った日付で流通してきましたが、最新のリサーチで「5月12日」と判明しました。
本作から流れ出るのは、エインズレー・ダンバーを迎えてデビュー時の編成が整い、グレッグ・ローリーのオルガンとニール・ショーンのギターが延々と絡み合う、骨太のプログレッシヴ・ロック/ジャズロック。SANTANA出身の2人が生み出した、ベイエリアならではの音です。この時期にしか存在しなかった黎明期の音楽です。
本作は、そんな貴重なセッションを伝える最高峰盤でもある。放送を記録した新発掘のリール・マスターからダイレクトに起こされており、当時の空気をそのまま封じ込めたかのようなサウンドが素晴らしい。
肝心のサウンドは、まさに完全オフィシャル級。FM放送用のステレオ・サウンドボードであり、ノイズも歪みも見当たりません。その極太な5人の演奏音がスタジオ特有の静寂の中に浮き立つ。オルガンの倍音も、ギターの弦の擦れも、ドラムのシンバルの余韻も、すべてが遮るもののないまま届く。サウンドは完全オフィシャル級、そして中身は発掘オフィシャル”級。そう呼ぶほかない1枚なのです。
【“生演奏版のデビュー作”となる灼熱のライヴ】
そんなサウンドで綴られるのは「生演奏版のデビュー・アルバム」「Pre-1stアルバム」とも言えるセット。ここでその内容も整理しておきましょう。
●宇宙への旅立ち(7曲)
・Mystery Mountain/Topaz(★)/In My Lonely Feeling (Conversations)(★)/Kohoutek/To Play Some Music(★)/Of A Lifetime/In the Morning Day(★)
●未来への招待状(1曲)
・It's All Too Much(★)
※注:「★」印はスティーブ・ペリー加入後には演奏していない曲。
……と、このようになっています。デビュー作『宇宙への旅立ち』の全7曲がすべて演奏され、そこに2ndアルバム『未来への招待状』の「It's All Too Much」が盛り込まれている。つまりスタジオ・テイクとして結晶化する前の『宇宙への旅立ち』。ステージで練り込まれたままの生演奏バージョンなのです。
また、初期だからこそのレア曲も美味しい。8曲中5曲がスティーブ・ペリー加入後には演奏されなかった曲。「Topaz」「Kohoutek」「Of A Lifetime」といった6分超の長尺曲が並ぶ構成も含め、本作は“AOR化以前のJOURNEY”だけが持ち得たレパートリーで埋め尽くされている。
本作に封じられているのは「デビュー前のJOURNEY」ではありますが、決して熱心なファンのための研究資料ではありません。英国プログレがまだ生々しかった「1974年」に、その熱量を新大陸に持ち込んで独自に発展・進化させようとしたプログレッシヴ・ロックです。『宇宙への旅立ち』に生演奏だからこそのテンションとエネルギーを注ぎ込んだ時代の証言アルバム。70年代プログレを愛するすべての方にぜひ触れていただきたい絶対盤、どうぞ存分にご堪能ください。
★「1974年5月12日:レコード・プラント・スタジオ」でのサウンドボード録音。地元局KSANが放送したFMサウンドボードで、新発掘リール・マスターからダイレクトに起こされた最高峰盤です。BBCセッションのようなスタジオ・ライヴで、サウンド・クオリティは完全オフィシャル級、生々しくヴィンテージなライヴ内容は“発掘オフィシャル”級。デビュー作『宇宙への旅立ち』全曲の生演奏バージョンが聴ける、まさに「デビュー前JOURNEY」を象徴する完全オフィシャル級の絶対盤です。
(45:35)
1. Intro (Thom O'Hair) / Mystery Mountain
2. Topaz
3. It's All Too Much
4. In My Lonely Feeling / Conversations
5. Kohoutek
6. To Play Some Music
7. Of a Lifetime
8. In the Morning Day / Band Introductions
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Neal Schon - lead guitar, backing vocals
George Tickner - rhythm guitar, backing vocals
Gregg Rolie - keyboards, lead vocals
Ross Valory - bass guitar, backing vocals
Aynsley Dunbar - drums
Uxbridge 2919