水銀と硫黄の人工的化合物である「本朱」を焼いて製造された絵具です。(その前は天然の辰砂を焼いていたようです)
その製造過程が製造する職人さんに健康被害を与える恐れがあるということで、主な製造元であった上羽絵惣さんではかなり以前に廃版となりました。
(本朱そのものは今でも何色か製造、販売されております。古代朱にするための焼く工程が問題のようです)
そのため今では一般の日本画材店では販売されておりません。
上羽絵惣さんの「白狐通信、滅びた色、貴重な色」に以下のように記載があります。
「以前この「本朱」を焼いて作る「本古代朱」(ほんこだいしゅ)という色がありました。
古びたような色には、「古代」と付けることが多いのですが、いにしえの響きと色の美しさにファンも多かった上羽絵惣の「本古代朱」は、もう現存しません。」
出品は画像のものが全てですが
・本古代朱(中口その1) 1両目(15グラム)
・本古代朱(中口その2) 1両目(15グラム)
・本古代朱(濃口) 1両目(15グラム)
・純黒朱 1両目(15グラム)
・紫朱 半両目(7.5グラム)
以上5種です。紫朱のみ在庫が少なく半両目となりますことご承知ください。
以前日本画材店で購入したものですが、捜しておられる方も多いだろうと思い多少在庫があるため出品させていただきます。
1両目ずつですが伸びが良いため他の絵具に比べ少量の使用で行けますので使い出はあるかと思います。
お使いになっていた本古代朱が無くなって困っておられる作家様、また新しく試してみたいという作家様、よろしくお願いいたします。