[完成品] 1/72スケール RZ Model製
日本陸軍 キ-60 試作重戦闘機
川崎航空機製
模型サイズ : 全幅 : 148mm 全長 : 118mm 全高 : 52mm
ヨーロッパのチェコのプラモデルメーカーRZ Model製のキットです。このメーカーは日本国内メーカーが扱っていない稀少な機種も生産販売しているメーカーです。そのキ-60のキットをストレートに組立、塗装致しました。日本のメーカーの製品と比べると輸入のため調達価格は少し割高になります。またキットは国内メーカー品より製作に少し手間が掛かりましたが、機体のディティールは結構しっかりしていると思います。塗装は主にエアーブラシによる吹き付け塗装で、塗装色は全面銀色。機首上面はつや消し黒色塗装、タイヤはタイヤブラックです。日の丸等はキットに付属のスライドマークを使用しています。
あくまでも個人が趣味の中で製作したものです。仕上がり具合は画像にてご確認願います。
尚、非常にデリケート商品ですので、発送時には細心の注意を払って梱包致しますが、輸送の途中で部品が脱落したり、折れたりすることもあるかも知れませんので、出来れば、部品の接着等ある程度の簡単な補修が可能な方の入札をお願い致します。
[キ-60 試作重戦闘機について]
それまで陸軍戦闘機は格闘戦のための運動性能を重視した低翼面荷重のいわゆる『軽戦闘機』であった。その頃、欧米では速度重視、重武装の『重戦闘機』が主力になりつつあり、欧州ではドイツの高速重戦闘機メッサーシュミットBF109が戦果をあ げていた。一方、日本では中国大陸北部のノモンハンでの戦闘では日本陸軍の軽戦闘機『中島・97式戦闘機』がソ連の重戦闘機を相手に圧倒していた。陸軍は今後の戦闘機開発方針を決め兼ね、川崎航空機に対し『重戦闘機』と『軽戦闘機』の2機種の試作を指示した。この時試作した、重戦闘機が『キ-60』、軽戦闘機が『キ-61』であった。この時は結局、『キ-61』が採用され三式戦闘機『飛燕』となった。
この時の重戦闘機『キ-60』はエンジンはメッサーシュミットBF-109にも搭載されたドイツのダイムラー製DB-601をそのまま搭載していた。武装は12.7mm機銃×2、20mm機銃×2と当時の日本機としては非常に強力であった。最大速度は560km/h。1941年6月に国内でドイツのメッサーシュミットBF-109E,中島製キ-44『鍾馗』と比較審査が実施された。結果は速度では『キ-60』が最も早く、操縦性も最も良いと判定された。しかし格闘戦を意識して蝶型フラップを装備した『鍾馗』の方が格闘戦には強かった。最終的には『キ-61』(のちの『飛燕』)が正式採用されたがキ-60の試作機3機のうち2機は飛行第47戦隊に実戦配備され南方戦線で活躍しました。