この度、大切にしてきたSonor 12.4" All Brass (19世紀末-20世紀初頭)のスネアドラムを出品します。
2026年7月の熊本地震で被災された方々へ支援を届けるために、売上金(落札価格から手数料を引いた値段)を全額、令和8年熊本地震災害義援金(日本赤十字社)に寄付させていただきます。(artcymbal のXにて寄付企画の進行状況を発信します。2020年から毎年継続して寄付企画を行っており、皆様のご参加のおかげで2024年に日本赤十字社より銀色友功賞をいただきました。)
・約12.4”x約4.5" Sonor All Brass 全てのパーツが真鍮のスネアドラムです
・Sonormuseumのカタログより、1899年-1906年の楽器と思われます。このタイプの楽器は1950年頃まで長く作られましたが、ストレイナーがシェルに直付けのタイプはより古いものだと思われます。
・このタイプのAll BrassスネアはSonorロゴが入っているものとないものがあり(軍用に使われた等の説あり)、この個体はロゴがありません。Sonor三角ロゴは1907年頃から使われますので、1906年までの楽器と思われます。ロゴのある同タイプのスネア:
13.4インチ:
・本皮はオリジナルのCalf Natural White/Goat Clearを張っています。(2021年頃に巻き、使用感は少ないです)
・スネアワイヤーは一般的な16本ワイヤー(made in Taiwan新品)をお付けします。(写真のGroverは付属しません)
・ストレイナー部分に挟まれたパイプ状パーツは欠品していたので、作りました。本体はその部分のみ非オリジナルです。
・シェルは経年による凹みはありまずが、特に使用上の不具合はありません。
・TOTOのチューニングキー(共用水栓ネジ)がサイズぴったりです(付属します)。
音楽や楽器を楽しむためには生活の安定が不可欠だと実感しています。一刻も早い復興のためにも、皆様のご入札をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします!
(2026年 8月 12日 23時 24分 追加)ドイツで生まれたSONORオールブラスは、アメリカにわたり後のLudwigのドラム製作(1911-)のきっかけにもなりました。
マーチ王スーザのドラマーがこの頃のSONORスネア(セパレートテンション)を使っており、Willam.F.Ludwigがそれに憧れて作ったのがLudwig初のメタルスネア(1911年)でした。スネアドラムの大切な歴史を知ることができるのもこの楽器の魅力だと思います。この英語の記事がとても良いですのでぜひご覧ください。
・ビンテージ品ということをご理解いただいた上でのご入札をお願いいたします。
・楽器が痛まないよう十分丁寧に梱包いたします。楽器製作者として大量に楽器を発送してきた経験を生かし、大切にスネアドラムを保護いたします。
・よろしくお願いいたします。
山本学
(2026年 8月 16日 22時 40分 追加)新しく動画を作りました。↑プラヘッド*での音と、細部の写真/動画です。
*センチサイズのヘッドは特注でヘッドメーカーさんに依頼すると作ってもらえる場合があります。(海外に発注しています)
即決でご落札いただいた場合、動画の3枚のプラヘッドをおまけでお付けいたします。
動画後半は細部の写真スライド/動画です。
真鍮のボルトは胴当て回りの2本は少しは曲がっていますが、特に装着/チューニングで不便は感じませんでした
100年以上使われてきた楽器ですので、パーツの多少の変形に関してはご容赦くださいますようお願いいたします。
ご質問はギリギリまで対応したいと思いますので、何かご心配な点がございましたら遠慮なくお尋ねください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。