迷惑落札者により取引きがキャンセルとなりましたので、再出品のチャンスを頂きます。
ナナオラ 4D-47
昭和20年~24年にかけて多くつくられた高1の国民型4号受信機。
そのなかでも、ナナオラ国民4号 4D-47は昭和26年まで作られており、
GHQの再生式ラジオ禁止令にもかかわらず、最も後まで作られ続けた機種です。昭和30年代に入っても庶民のラジオの多くはこの様な
再生式のストレートラジオだったとのこと。
機器の構成は、戦前の4ペン受信機の真空管、58、57、47B、12Fを6.3V管に変更したものです。
6D6(高周波増幅) 6C6(再生検波) 6Z-P1(出力) 12F(整流)と、ダイナミックスピーカー
並四に対して、高級型と呼ばれることもあり、
高周波増幅段は、感度が飛躍的に増大するだけでなく、発振時の妨害電波放射を防ぐのに有効でした。
並四には無かった音量(厳密には感度)調整用の可変抵抗器も備わっています。
回路は標準型で、当時の教科書通りのものです。
電源部の平滑コンデンサが当時仕様では、6μF程度ですが、心もとないので
トップもラストも22μFを入れました。整流管12Fの許容範囲だと思います。
結果、ダイナミックスピーカーにもかかわらず、ハム音は気になりません。
本機は再生式ラジオの受信操作を行います。
できるだけ長いアンテナ線を繋いで高く保持することが大事です。
メインバリコンで何かを受けたと感じたら、再生バリコンを調節して最大感度に追い込んでゆきます。
発振直前のポイントが最大感度です。短波でハム局を聴くように音声を復調する操作に似ています。
スーパーには無いこの受信操作は、ラジオを聴くという行為をより上等なものにしてくれるでしょう。
高1ですから何も難しくはないのですが、
どんな局が入るか、あなたのエリアでお確かめください。