スタックスの主力モデルである Λ(ラムダ)型は、同社のアイコンともいえる
特異なフォルムを持った製品で、最も知名度が高く モデル数も多岐にわたります。
原型は、今から43年前の1979年に登場した、まだノーマルバイアスだったころの製品で、
その3年後には、待望のプロバイアス仕様が発表された際に、最も早くそれに移行したのがΛ(ラムダ)型でした。
それから36年を経た 2015年、大きく刷新されたブランニュー/フルモデルチェンジ版が
SR-L-700 / L-500 / L-300 の三兄弟でラインナップされる、アドバンスド・ラムダ=Lシリーズでございます。
2019年の6月に 最新の現行品である L 700・L 500 共々、MK-2 が発表され、現在に至ります。
SR-L700 と そのMK-2 の違いは、ケースホルダーと呼ばれるヘッドアークとイヤースピーカーを
連結するパーツが 樹脂製からアルミ製になり、デザイン的には 耳に向かって内側にカーブを描くような形状に変更され
より密着感を強化した構造になったこと。
イヤースピーカーからのケーブルが直出しだったのが、差し替えできるような リ・ケーブル構造に変わったことの2点でございます。
大型の楕円形である発音ユニットを装備するのは 従来どおりですが、アドバンスド・ラムダ=Lシリーズになってからは
「虫籠」と揶揄されるエンクロージャーの構造が大きく替わりました。
今までのラムダ型は、3次元的な立体形状のイヤーパッドで、耳に対しての絶妙な角度付けと
密着性を実現していたのに対し、Lシリーズではシンプルなフラット形状のイヤーパットに代わり
発音ユニットの取付面とイヤーパットの取付面との間に、鈍角三角形型のスペーサーを装備することで
耳に対して斜め前方の角度付けと、容積であるエアボリュームを増す仕組みといった構造でございます。
振動膜は SR-009群と同様に スーパーエンプラ(エンジニアリング プラスチック)が採用されたことは
前モデル=SR-507 や 407 と同じですが、固定電極には 009と同様のステンレスが採用されたことは特筆すべき内容と思いました。
音の印象は、昔からのラムダシリーズよりも 音がちょっぴり遠くなり、豊かな空間表現力に磨きがかかり
ワイドで壮大なサウンドスケールを感じさせ、より音場型へシフトしていったように感じました。
それと従来のモデルと比較して、イヤーパットの取り付けが、従来の貼り付け式ではなく、凹凸への嵌め込み式に変更されたので
簡単にパッド交換が行えるようになり、メンテナンス性が大幅にアップしたことは嬉しい事項ですし
劣化しやすかった両面のウレタンスポンジも廃止され、よりユーザーフレンドリーに生まれ変わった印象でございます。
使用に伴う小キズやスレなどがございますが、目立つような大きなダメージはないように感じました。
個人的な見解ですが、美品レベルの綺麗なお品物でございます。
他に見落としがあるかもしれませんが、画像を最大限 掲載いたしましたので、ご参照ください。
外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので
細部まで気になさる方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。
中古のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い申し上げます。
実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが
原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。
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