「Salvador Dal 1904 1989(サルヴァドール・ダリ)」 フランス語版(原著) ◆Gilles Nret(ジル・ネレー)〈Benedikt Taschen〉

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Gilles Nret(ジル・ネレー)著・解説、「Salvador Dal 1904 1989(サルヴァドール・ダリ)」フランス語版(原著)です(※邦訳部分は一切ありませんのでご留意ください)。図版の大きな大型本(30 x 23 cm)、96ページ。ベネディクト・タッシェン出版(Benedikt Taschen)刊。状態は、全般にかなり良好です。送料はクリックポストで240円です。 

★内容: 「シュルレアリストと私の唯一の違いは、私こそがシュルレアリストであることだ」などと自分について語る天才画家、サルヴァドール・ダリの生涯と作品を豊富なカラー図版でたどる決定版。

 Chaque matin au rveil, a crit le peintre des montres molles et des gi-rafes en feu, j'exprimente un plaisir suprme: celui d'tre Salvador Dal... Catalan assoiff d'or et de gloire, Dal a beaucoup peint et beaucoup parl. Son sujet favori: comment on devient un gnie. Sa conclusion: Ο Salvador, tu le sais maintenant, si tu joues au gnie, tu le deviens!
 「毎朝目覚めの時、私は至上の喜びを知る。すなわちサルヴァドール・ダリである喜びを」。これは《柔らかい時計》、《燃えるキリン》等を描いた画家、ダリの言葉である。富と名声を求めてやまないカタロニア人ダリは、多大な作品を残し、また、おおいなる雄弁家でもあった。ダリの一番のお気に入りのテーマは、「人はいかにして天才になるか」というもので、その結論は、「サルヴァドールよ、君は真実を知っている。君が天才を演じるなら君は天才になるのだ」というものであった。(本文より)

  Comment on devient un gnie(人はいかにして天才になるか)
  L'preuve de l'amour(愛の試練)
  Le triomphe d' Avida Dollars(ドル亡者の勝利)
  Visions hallucines ou visions scientifiques(幻覚あるいは科学的イメージ)
  Biographie(生涯と作品)
  Index des illustrations(図版目録)

★サルバドール・ダリ(Salvador Dal)は1904年、スペインのカタルーニャ地方・フィゲラス生まれ。少年時代から絵画の才能を認められ、マドリードの王立美術アカデミーで学ぶ。1925年にバルセロナで初個展を開催し、このときパブロ・ピカソ、ジョアン・ミロと知り合う。学生時代には印象派やキュビスムなどの影響も受けていたが、やがてシュルレアリスムに進む道を見出す。1929年にパリで、ルイス・ブニュエルと共同制作した映画『アンダルシアの犬』が高く評価され、アンドレ・ブルトンら率いるシュルレアリストのグループに迎えられる。その後、ブルトンとの対立を経てグループは除名となるが、ダリの人気はアメリカでの成功も踏まえて、高まった。ダリは自分の制作方法を「偏執狂的批判的方法 (Paranoiac Critic)」と称し、写実的描法を用いながら、多重イメージなどを駆使して夢のような風景画を描いた。また、絵画以外の活動も重視し、著述、映画、彫刻、写真などさまざまなメディアに頻繁に登場した。第2次大戦中は戦禍を避けてアメリカに移住したが、戦後はスペインに帰国、カトリックに帰依し、妻のガラを聖母に見立てた宗教画を連作した。また、原子爆弾への恐怖を作品に描きつつ、科学や数学に着想を得た制作を行ない、また科学理論に基づいて宗教世界を表現することを試みた。1989年死去(享年85)。

★著者、ジル・ネレー(Gilles Nret)は1933年、パリ生まれ、フランスの美術史家、美術評論家、出版者。フランス通信社(AFP)でのロンドン勤務を経て、母国で雑誌『コンステレーション(Constellation)』で働く。その後日本においてルノワールやダリの回顧展を企画したり、また西武美術館(現セゾン美術館)やウイルデンスタイン東京の設立に関わる。執筆活動としては、モネ、マネ、ベラスケス、クリムト、ダリ、レンピツカ、シャガールなど多くの有名画家について作品解説や評伝を手掛け、その知識の深さと解説のわかりやすさで美術ファンから高い評価を得ている。1981年に仏エリー・フォール賞(the Prix lie-Faure)受賞。2005年死去(享年71)。

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