柾目ハカランダ!SAKAZO NAKADE 中出阪蔵 クラシックギター■全単板■ ( JACARANDA 総単板 オール単板 河野賢 kono kohno JAPAN VINTAGE

  • Окончание торгов06/17/2024 23:19 PM (Tokyo)
  • Текущее время 06/14/2024 13:51 PM (Tokyo)
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Описание товара

御覧いただきありがとうございます。全単板!良質な柾目のハカランダを使用しております 1973年製『 SAKAZO NAKADE 中出阪蔵 No.1000 クラシックギター 』を出品致します。クラシックギターを弾かれる方でしたら日本の名工「中出阪蔵」は御存知でしょう。日本で初めて本格的なクラシックギターを製作したのが中出阪蔵と言われています。中出阪蔵氏は生前たくさんのお弟子さんを抱え量産していた事から、現在でも阪蔵氏のギターは安い物から高額なハカランダ機まで中古市場でもたくさんの出回っております。(最盛期には月間30本、昭和30年代頃の10年間に3000〜4000本出荷していたと言われています。) 中出門下には黒澤常三郎、中村篤、稲葉征司、田崎守男、今井博水、井田英夫ほか…そして阪蔵氏自身の御子息、輝明、敏彦、幸雄 等々著名な製作者がたくさんおられます。

1973年製の本機は阪蔵氏が67歳、1979年には東京の工房を閉め千葉沼津に移り住み1980年にはセミリタイアされますので ( 1980年以降は娘婿である志村二郎の手伝いをしながら1993年までギター製作には携わります。) 本機は技術的にも熟成した時期に製作された精良な出音のとても美しいギターです。

本機はスプルース単板トップ ( ドイツ松かと思います。 ) 、サイド&バックが「 柾目のハカランダ 」単板の総単板!( 阪蔵氏の作品に多いサウンド面に配慮したサイドに割れ留めが配されていない仕様です。) ヘッドの突板にもハカランダが配されており、ブリッジにもハカランダ が使用されています。黒々と目の詰まったしたエボニー指板など全体に良材を使用しとても丁寧な作りです。塗装はセカシューだと思われます。

特筆すべきは当時としてもこのクラスにはとても珍しい「 柾目のハカランダ!」が使用されているところでしょう。しかも見た目も整ったシンメトリー、ブックマッチの材が採用された非常に上質な個体です。( 柾目のハカランダについては追記で下に説明を入れます。)

ちなみに本機1973年製のNo.1000はハカランダ単板ですが、翌年の1974年以後にはNo.1000とNo.1200もインディアンローズに仕様が変更され、本機同様のハカランダ仕様は1974年以後はNo.1500、1977年以降はNo.2000、1980年以降はNo.3000と価格帯が変更になります。現在ではハカランダ単板のビルダーギターは大体90万以上となっており、著名なルシアーでハカランダの個体ですと120万は優に超えています。1973年は既にブラジリアンローズ、ハカランダはワシントン条約で輸出入が禁止になっていたものの、当時はまだ流通がありギター製作には良い時代であった事が伺えます。

日本のクラシックギターで名工と言われる作家の中では製作数が多い中出ギターですがお弟子さんがたくさんおられた時期もあり比較的安価なギターも精力的に手掛けておりましたので本機の様なハカランダを配した個体は中出阪蔵ギターでも大変貴重です。本機は製造から50年以上経過していると思えないほどとても良い状態が保たれており、当然弾かれていた個体ですのでもちろん使用に伴う傷や使用感は多少みられるものの丁寧に扱われメンテをしながら弾かれていたことが分かる良好な状態のギターです。もちろん割れ等もなくネックも真っ直ぐでとても良好な状態が保たれております。( 一カ所塗膜の表層のチェックがありますが割れ等ではありません。) サウンド面もクローゼットに仕舞われていたギターではなく長年弾かれていたギターですので鳴りも大きく、ハカランダらしい歯切れが良いサウンドではありますが、柾目のハカランダの特性からか板目のハカよりも幾分マイルドでシルキーなトーンを持っています。( 弦長652ミリ。ナット幅が51ミリ。弦高は12フレットで6弦、1弦共に約4ミリ程度。ネックの状態も良好です。) 中出阪蔵製作、良質なハカランダ全単板クラシックギターを探しておられてる方は是非この機会にご入手下さい。本機は古いギターですのでもちろんキズや使用感はございます。新品レベルを御希望の方、神経質な方は御入札されない様お願い致します。1973年製の柾目ハカランダ単板!この『 SAKAZO NAKADE 中出阪蔵 No.1000 』もいつもの様に『1円オークション!最低落札価格無し!』で行かせて頂きますので皆様楽しみながらオークションにご参加ください。最後までよろしくお願い致します。



■ 最近当方で販売したハカランダギターや名工のクラシックギター■

『 河野賢 1957年製 クラシックギター 』( こちらのギターはハカランダではありません。)

『 峯澤泰三 クラシックギター 』

『 田村満 No.3000 クラシックギター 』

『 西野春平 クラシックギター 』

『 中出六太郎 A7 クラシックギター 』

『 田村満 No.2000 クラシックギター 』



■ 柾目ハカランダ ■

一見インディアンローズ間違われがちな柾目のハカランダ…ギターに詳しい方ならいる方なら柾目のハカランダがどれほど貴重なのかお分かりいただけると思います。それが分かりやすい例としてマーチンのハカランダ仕様のギターがあります。 戦前モデルのマーチンのハカランダギターは殆どが本機と同じ柾目のハカランダが使用されています。また再生産された時の1968年製の「D-45」でも生産された67本の多くが狂目のハカランダで、翌1969年に生産された162本のD-45では板目のハカランダがかなりの頻度で使用されます。 ( もちろんそれまでのハカランダモデルでも板目使用の個体もあります。 ) 生産本数の違いもありますが1968年、特に征目のハカランダの個体の方がコレクター、プレイヤーにも人気があり、実際ビンテージギターショップの販売価格でも68年と69年、征目と板目ではかなりの差が有ります。 なぜ征目の方が板目よりも高額で貴重かと言いますと、本来材を切り出す時の木取りの方法が違い、 征目の方はかなり年数の経っている太材でなければ取れないという事がまず1つ ( 近年板目材のハカランダが多いのはマーチンが「クォーターゾーン」というネーミングを付け板目材を大々的に売り出したこともありますが、ハカランダ材自体が不足し若い細材で確保する為という事もある様です。) 柾目の方が板目より強度があり、狂いも少なく、 割れが生じてもリペアがしやすくリペア痕も分かりづらい。あと何といってもバランスのとれたハカランダサウンド、ハカランダ本来のサウンドキャラクターはやはり柾目にあると語られるところも大きいと思われます。
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■ 新規のいたずら入札が横行しております。誠に申し訳ございませんが「新規」で入札を御希望の方は質問欄の方に事前に「入札希望」のご連絡を頂きます様お願いしたく思います。ご連絡なく御入札の場合基本御入札を取り消しさせて頂きますのでご了承下さい。(こちらの判断で評価が著しく悪い、過去の取引きで問題有りと判断した方も取り消しさせて頂く事があります。) 勝手ではございますがよろしくお願い致します。

■取引ナビの送信は落札後24時間以内にお願いします。お支払い方法もかんたん決済のみですのでかんたん決済のお手続きも24時間以内 (かんたん決済でのコンビニ支払い、銀行支払いの場合でも48時間以内のお振込をお願い致します。) 落札より丸1日取引ナビのお手続きがない場合は入札を取り消しとさせて頂きます。(ヤフオクは2018年3月1日より商品が落札者様に到着し『受取連絡』手続き後出品者への支払いというシステムになりましたので、落札後に受取の延着もお受け出来ませんし、その様な方も御入札されない様お願い致します。) その場合私の意思とは関係なくシステム上「非常に悪い」の評価が付きますことをご了承ください。ご理解の程よろしくお願い致します。




(2024年 6月 14日 14時 11分 追加)
■ 訂正 ■
(誤) 塗装はセカシューだと思われます。
(正) 塗装はカシューだと思われます。

(2024年 6月 16日 11時 33分 追加)


同時期同モデル(1972年製 中出阪蔵 No.1000G ハカランダ単板 )のデモ演奏 『 1972 Sakazo Nakade 1000G Classical Guitar Demo 』