分解整備・実写確認済 X-FUJINON 55mm F2.2 質の高いきれいなバブルぼけが撮影可能なオールドレンズ

  • Окончание торгов07/07/2024 21:47 PM (Tokyo)
  • Текущее время 07/02/2024 16:03 PM (Tokyo)
  • Ставки8
  • Количество 1 pcs
  • Лидер 6*b*c***
  • Налог: 0 %
  • Возвраты: Невозможно
  • Состояние: USED20
  • Доставка по Японии: Не бесплатно
  • Номер лота: f1142990727
  • Автопродление торговtrue
  • Область продажи: 北海道
  • Продавец: old_lens_fun Все лоты продавца
  • Рейтинг продавца: 336

Описание товара

※ほかにも分解整備・実写確認済レンズを出品中です。よろしければ出品リストからご覧ください。

○出品物は以下の3点です。
・X-FUJINON 55mm F2.2
・フロントキャップ(ノーブランド・新品)
・Kenko MC UVフィルター
 ※リアキャップは付属しません。

 絞り開放時に美しいバブルぼけ描写ができることで有名なレンズです。このレンズは画面の外周付近まで真円に近く繊細な輪郭をもつきれいなバブルぼけができる特徴があります。それらの繊細な輪郭が幾重にも重なる質の高いバブルぼけ描写ができます。メインの商品写真にバブルぼけの拡大写真を入れてありますのでご確認ください。
 前玉と後玉に薄い劣化部分があります。太陽を画面に入れた強い逆光条件では画面がフレアにより白っぽくなる欠点があります。順光の撮影ではクリアでカラーバランスの良い描写が可能で、バブルぼけ撮影でも画面内に強い光源がない場合は実写例のようにきれいな撮影結果が得られています。
 中古で入手し私が何度か使用したものです。分解整備とンズ内の清掃を行ったため、入手時と比較して外観・操作感・レンズの状態等がいずれも改善されています。

※参考までに商品写真に,この個体による実写例を入れましたのでご確認ください。実写例はすべてSONY α7RⅡによるもので,フルサイズ画像です。サイズダウンなしの高解像度実写例を以下のリンク先で確認できます。任意の画像を選択後「オリジナルを表示」または「ダウンロード」にすると,4240万画素の画像を部分拡大して見ることができます。ここでは商品の高解像度画像も確認できます。



【レンズの状態】
・背後から強い光で照らすとわずかに微細なチリと、前玉と後玉に薄く曇ったような劣化部分が確認できます。そのため、強い逆光時にはフレアの発生が多くなりコントラストが低下します。内部にある2枚のレンズはコーティングの状態も含めてきれいです。
・出品個体はレンズの透明度に難点がありますが、商品写真に入れた実写例のようにきれいなバブルぼけが撮影でき、順光の撮影ではコントラストの低下も感じることなくカラーバランスの良い描写ができます。
・外観は目立つ傷はなく、文字やマークの色も鮮明できれいです。
・外観は前述のリンク先にこのレンズを4方向から撮影した高解像度画像がありますのでご確認ください。

【可動部の状態】
・フォーカスリングは全周にわたって一定の適度な手ごたえでスムーズに回転します。
・絞り羽根に油の付着はなくきれいです。
・絞り羽根の動作はFUJICA STX-1ボディに取り付けて確認しましたが,シャッターに連動して迅速に開閉しました。
・絞りリングはクリック感が良く、軽い力でスムーズに回転します。
・フォーカスリングおよび絞りリングの操作感は、多くの方に良好だと感じていただける状態に整備できていると思います。

【このレンズの特徴等】
・M42マウントのFUJINON 55mm F2.2と同一の光学系でFUJICA AXマウントのレンズです。
・美しい『バブルぼけ』描写ができる比較的ローコストなレンズです。バブルぼけレンズは海外製の高価なものがいくつか知られていますが,X-FUJINON 55mm F2.2はそれらと比較すると安価に入手できるにもかかわらず,バブルぼけの質は勝るとも劣らないはど良質なものだと感じます。
・商品写真中のバブルぼけ写真を見ると、単なる玉ぼけではなく,玉ぼけの周囲に円形の繊細な輪郭ができシャボン玉のようにも見えます。それらの輪郭が幾重にも重なり合うような描写になることがお分かりいただけると思います。特にこのレンズのバブルぼけは輪郭が細く明瞭でこの輪郭の重なり合いが大変きれいです。
・このレンズによるバブルぼけは,画面の周辺付近でもほぼ円形を保っている点が特徴です。他のレンズでは円形のぼけが画面の周辺に行けば行くほど形が楕円形にひしゃげていくものがあります。

【分解整備の内容】
・内部のレンズ面に付着していたチリなどを可能な限り清掃しました。
・個々の部品に分解した際に水洗可能な部品はすべて洗剤による洗浄を行いました。表面に付着した水溶性の汚れや不要な油分を除去しました。
・フォーカスリングのヘリコイドに使用されていた古く汚れたグリスを除去し、ヘリコイドの溝の中を研磨剤を使用して磨き上げ,溝の奥にたまった細かな汚れを取り除くとともに表面をより平滑にしました。その後,粘度が適した新しいグリスに交換しました。
・絞りは絞り羽根およびそれを挟み込む部品をすべてベンジンで清掃しました。
・STX-1に取り付けて無限遠マークの中心で無限遠にピントが合うように調整しました。

【適合するマウントアダプターについて】
 M42マウント用ではなくFUJICA AXマウント用のマウントアダプターが必要です。
 前述の実写例を置いたリンク先に私が使用しているマウントアダプターの画像を置きました。(27.jpg)
このマウントアダプター私が2016年に購入したものですが現在も同じものが販売されています。ネット上でキーワード「AX NEX」で検索すると2600円程度のものが見つかると思います。ほとんど同じデザインで紛らわしいものも出ていますのでご注意ください。マウントアダプターの側面にFUJI-NEXと表示されているものがFUJICA AXマウント用です。このアダプターにレンズを取り付けマウントアダプターにあるシルバーのリングを回すと絞りが機能するようになります。このリングを回さない限り絞り開放のままです。

☆お願い☆
・オークションの終了後①24時間以内に取引を開始し、②48時間以内に支払いを完了していただける方のみの入札をお願い致します。
・①,②の期限が過ぎた場合は補欠落札者に連絡を取る,または,再出品のため「落札者都合にて削除」させていただきます。
・このレンズは,入手した時点で既に中古品でした。新品と同等の品質を希望される方にはご満足いただける状態とは言えません。また分解整備についても個人の趣味のレベルで行っているものでプロによるものではありません。入札される場合はそのことをご了承くださいますようお願い申し上げます。商品写真と実写例をじっくりご確認いただいた上で入札をご検討ください。

【送料】
・「ゆうパケットプラス」または「レターパックプラス」のいずれかで発送致します。
 (送料はともに410円でご対応いたします)
※ゆうパケットプラスは匿名配送を希望される方にお勧めです。レターパックプラスは速達・手渡し配送を希望される方にお勧めです。どちらも安全な梱包を致します。
※ゆうパケットプラスによる発送について
 まとめて取引の条件を満たす場合は、標準レンズであれば4本程度を同梱して発送することが可能です。陸送扱いのため発送から配達まで3日前後かかります。配達は手渡しではなく郵便受けへのお届けが基本となりますが、ご不在時の配達で郵便受けに入らない場合は再配達となります。再配達では配達日時の指定が可能です。置き配の設定も可能です。
専用の箱で発送することになっていて,大きさは縦17cm×横24cm×厚さ7cmです。
※レターパックプラスよる発送について
 まとめて取引の条件を満たす場合は、標準レンズであれば2本程度を同梱して発送することが可能です。速達扱いのため午前中に発送した場合は、多くの地域で翌日配達となります。配達日時の指定はできず、配達は手渡しですがご不在の場合は再配達となります。再配達では配達日時の指定が可能です。
大きさは,縦34cm×横24.8cm×厚さは口が閉じれば制限なし(標準レンズ程度の長さであれば梱包材を巻いて直径10cm程度まで入りますのでこちらのほうが梱包の強度は高く、より安全な梱包ができます)

※まとめて取引について
・詳細は以下のヤフオクヘルプページでご確認ください。この条件を満たす場合はまとめて取引の対応が可能です。ヘルプにも記載されていますが,まとめて取引を行うためにはまとめたい商品をすべて落札後取引を開始する必要があります。
・まとめて取引は最大72時間以内の落札物に適用されますが,同一日以外のオークションでまとめて取引をご希望なさる場合は取引メッセージ欄からその旨をお伝えください。こちらからその可否についてご連絡をいたします。最初にご落札いただいた商品の取引開始前でもメッセージ欄から連絡を取り合うことは可能です。



(2024年 7月 5日 5時 20分 追加)
【ヘリコイドの研磨方法についての追加説明】
COSINAのハイエンドマニュアルフォーカスレンズに使用するヘリコイドの最終仕上げに実施するヘリコイドラッピングと呼ばれる研磨を参考にしてほぼ同様の研磨を行いました。ヘリコイドラッピングの方法については以下のリンク先で確認できます。



ヘリコイドラッピング(ラップ研磨)を実施する前後の溝の様子を撮影した比較画像を以下のリンクから確認できます。
画像を見るとこの研磨方法の効果がわかります。