日G盤15枚組壮年期ベーム不滅の業績ベルリンフィルとのモーツァルト交響曲全集レガート好みカラヤンに対抗その手兵BPOに楷書体の演奏を要求

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ベーム・ベルリンフィルハーモニーのモーツァルト交響曲全集

①壮年期のベームの不滅の業績。レガート好みのカラヤンに対抗して、その手兵BPOにかなり気合いが入った楷書体の演奏を要求しています。「ハフナー、プラハ」が1959年、第40番と「ジュピター」が1961年12月&62年3月、「リンツ」と第39番が1966年、
そして残りの多数の曲は1968年に集中して録音されました
②この全集録音の時期のベルリンフィルハーモニーは既にカラヤンの完全配下にありカラヤンからグラモフオンには強い苦情が出たそうです。グラモフオンは最初のハフナー録音の時からの約束として押し切ったそうです
③とにかく全盛期ベームがベルリンフィルハーモニーとモーツァルト交響曲全曲録音ができたのはまさに一期一会の幸運だったわけです
④特に28番までの初期曲を巨匠が一流オケで録音した唯一の例でたとえば交響曲第1番など最高の演奏です
⑤日本グラモフオン15枚組1970年発売の初版盤です
⑥全体にそれなりの経年感あるものの、当時のものとしては保存も良く箱・解説・オリジナルスリーヴとも良好です
肝心の盤面も光沢充分殆ど使用跡もなく再生も順調です