【バカラ】　縦に連なるカットの、赤ワインサイズのワイングラス　【Lorraine】

パリ郊外の骨董市で見つけてきました、バカラ・クリスタルのワイングラスです。 20世紀中ほどに製造されたBaccaratの作品で、"Lorraine"（ロレーヌ）。 1936年より以後のものなので、Baccaratの刻印がフット部に入っています。 二種類の長さの幅広いカットが縦になされていて、光を通すととても美しい作品です。　この大きさですと、白ワイン向きですね。　1953年ころに製作された作品です。 ちなみにLorraineはアルザス=ロレーヌ地方で名の知れているロレーヌ地方の意味。　フランス北東部で独仏国境紛争のたくさんあった地域ですね。　ジャンヌ=ダルクもこの地方の出身です。 素晴らしい状態の作品で、微細なスクラッチこそありますがキズ・欠けのない状態です。　とても良いクリスタルガラスで、指で弾くととても良い音が響きます。 メーカーBaccarat 種類ワイングラス デザインLorraine 状態Excellent サイズ ワイングラス直径8．7　高さ14．2精緻なカットやエッチング、グラヴュールや被せガラスなど 絢爛豪華な美しい装飾を施したフランスのガラス工芸。 こちらでは、バカラやサンルイ、ラリックやサビノ、 クリスタルガラスではないですが、ガレやドーム、 といった作品を紹介いたします。