【整備美品】 LUXMAN T-110 Ultimate High Fidelity Stereo Component FM tuner FMチューナー

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Product Details

【整備美品】 LUXMAN T-110 Ultimate High Fidelity Stereo Component FM tuner FMチューナー 

整備品を購入したものです。完動品です。オーディオ機器整理のため出品いたします。
年式を考えれば美品と言って良い程度だと思いますが、小傷等はございますのでご理解の上ご入札ください。

オーディオの足跡様リンク:

https://audio-heritage.jp/LUXMAN/tuner/t-110.html

品のあるデザイン、良い音のするチューナーをお探しに方、どうぞご検討をよろしくおねがいいたします。

(2024年 3月 18日 2時 35分 追加)
整備内容についてのご質問をいただきましたので、当方落札購入時、出品者様からのご説明内容の一部を抜粋・転記させていただきます:

下記の部品を交換してあります。
1)センター周波数のずれた10.7MHzセラミックフィルター1個を群遅延特性を重視したタイプ(SFE10.7MX:Murata)に交換しました。
この機種は、ほとんどの個体で、このフィルターの周波数が劣化で大きくずれており本来の歪性能がでません。
今回のものは、高性能のフィルターに交換してありますので、非常に良い歪特性が得られていると思います。
2)周波数の指針を照らす電球が切れていたので再び切れると交換が面倒なのと針が見えなくなり使えないのでLEDに変更しました。
3)ダイヤル照明用の電球(BA-9S 12V-3.0W) 4個を、今後のことを考えすべてLED化しました。
チップLEDを基板に実装し、装着してあります。
2)と3)で、すべての電球をLED化したことになります。LEDは寿命を考慮して十分ディレーティングして使用しています。
このことにより、消費電力が18.6Wから、8.0Wとなり、周波数ドリフトの低減に寄与していると思われます。
電球時と異なり、フロントパネルがほとんど暖かくなりません。

調整時に内部の基板の簡単な清掃を行ないましたので内部も大変綺麗です。
製造から44年程度経過した機器としては非常に綺麗な内部だと思います。
調整してありますので、周波数指針も目盛りに比較的良く合っています。(78MHzと88MHzで合わせています。)
文字盤の指針窓のアクリル板が変形して指針に触って異音を発生していたのを修理してあります。
また、パネルおよび文字盤カバーも外して内部のごみ、カビなどを清掃してあります。
但し、文字盤はアクリルで静電気により周囲の埃を吸いつけるため、組み立て時に多少の埃が入っていますが、これはご容赦願います。
背面のオーディオ出力レベル調整用ボリュームのガリも無いことを確認していますが、ガリに関しては保証はできません。
このボリュームは、前のユーザーにより、交換されていました。(Alps製B50kΩ) 定数は正しい値です。
ただ、ボリュームのシャフトが異なるため、ツマミが変更されています。

また、下記の調整をしてあります。
1)検波同調点 (モジュール型のIF_Filterの特性は、ズレもなく良好な特性でした。)
2)RFのフロントエンドのトラッキング
(優秀なフロントエンドで同調は40年以上経過しているにも関わらずほとんどズレていませんでしたが、
FM補完放送が少し聴ける様に上側の周波数に余裕が出る様に調整し直しました。)
3)Stereo MPX部

調整に際しては、FM-Stereo信号発生に、MegroのMSG-2170を使用し、
変調用のSGには、Agilent(現:Keysight)のHP-8657Bを使用しました。
ステレオセパレーションについては、調整時1kHz (83MHz)に置いては、L->R=47.25dB, R->L=46.41dBでした。
この値は、レベル計で測った値で、すべての高調波とノイズを含む値です。
1kHz成分のみなら、LRともに55dB以上取れています。
周波数を変えても比較的安定していました。
交換したセラミックフィルター以外のIF_Filterの特性は良好で、歪み率も大変良好でした。
(0.06% @1kHz 83.0MHz Stereo時 : HP8903B HPF:400Hz, LPF:15kHz 高調波歪みだけではなくすべてのノイズを含む)
センターメーターの表示で中央の太くなっている部分の両端がそれぞれ約±40~50kHzの周波数オフセットです。
50kHz離調した点の歪率でも、最大0.14%程度で、この個体の周波数離調時の歪率の悪化の少なさは、
偶然の産物かも知れませんが大変良好な個体であると思います。(最後の写真参照)
このチューナーは、Wide/Narrowの切り替えもなく、AFCもありませんから、良い音で聴く唯一の方法は、
センターメーターの中央に正確に合わせることだけです。
ただし、上記の測定値は、変調用のSGの機種を変更することでも多少変化するため値を保証するものではありません。
製造から約40年以上経過するものですから、再調整無しで動作していても初期の性能を期待するのは難しいと思います。
今回出品しているものは、結構丁寧に調整して動作を確認してありますので少しは安心して使用して頂けると思います。
この個体の電気的性能は、大変良いと思います。

外観については、ウッドケースに細かな引っ掻き傷がありましたので軽く着色して目立たなくしてあります。(写真-7)
その他は、中古品ですので、細かな傷等はありますが、特に大きく目立つ傷もなく、年代の割に比較的綺麗だと思います。
前述の様に背面のオーディオ出力レベル調整用ボリュームのツマミが純正品ではありません。
尚、本機は後期のモデルで、前期モデル共通の問題である周波数表示パネルが粉を噴いた様に白く変色して
周波数が読み取れなくなる様な不具合はありません。

---転記終わり---