幻級! 40s フランス軍 TAP47 TAP-47 EXTREME エクストリーム パンツ PANT FRENCH ARMY 空挺部隊 PARATROOPER 1ST ファースト レア フレンチ

SIZE
ONE SIZE : ウエスト : 78cm , 股上 : 33cm, 股下 : 70cm, 裾幅 : 19cm

FABRIC : COTTON

COLOR : OLIVE (オリーブ）


幻級のTAPシリーズの記念すべき1stモデル! 推定40年代後期頃の、フレンチアーミー : TAP-47エクストリームパラトルーパートラウザーズが入荷しました。こちらはTAPシリーズの中でも一番最初に開発されたモデルです！ しかも日本人に高い人気を誇る小さめサイズ！

M-47カーゴパンツとほぼ同期の、1947年より生産され始めたTAP-47。TAPとはTroupes Aero Porteesと呼ばれるフランス軍の空挺部隊や、イスラエルなどの外国人部隊が着用していたとされたモデル。

TAPシリーズの中でもこちらはTenue de saut Mle 1947と言われており、通称 :TAP47降下服と呼ばれ、フランス軍が1947年に採用した戦闘服の一種。落下傘降下時の防風・防寒を目的とした空挺部隊(TAP)向け被服です。当時は第一次インドシナ戦争が激化の一途を辿っており、TAP47降下服はインドシナに派遣されたフランス陸軍(本土軍・植民地軍・外人部隊)の空挺部隊に大々的に使用されます。TAPシリーズはその後何度もモデルチェンジを繰り返し、後期モデルがその後に始まったアルジェリア戦争、イスラエルを中心とした第三次中東戦争で着用されていたとされますが、本国フランスでは、1961年に起こったクーデター未遂の影響で、その後の着用か禁止されてしまい、元々の生産数も少ない希少モデルです。

M-47前期モデルと同様の中肉厚のコットンツイル生地を採用しております。しかしこちらのTAP47モデルに関しては、比較的柔らかく、フランネルのような軽めの質感となっています。

シルエットに関してもM-47の前期型はズドンとしたストレートシルエットですが、こちらは裾にかけてテーパードがかかっており、より現代ファッションにも最適なシルエット。裾口にスリットが設けられており、紐で絞れるディテール。

フロントの右ポケットは通常のように玉縁タイプのポケットですが、左ポケットのみ、ジップ仕様のポケットになったアシンメトリーデザインが最大の特徴。

フロント部分は比翼タイプで、ボタンが隠れる仕様となっており、ウエスト部分は初期のM-47モデルと同様に3つボタンタイプとなっています。

両腿部分に大きめのカーゴポケットが付く、比較的シンプルなデザインです。この後に開発される事となる、TAP-47/51（2nd）, TAP-47/52(3rd)はポケットが沢山付いた、多機能なデザインへと変更される為、1stタイプのこちらのスッキリとしたデザインは大変レアで貴重。

こちらは内側のスタンプもしっかり残っております。欠損しがちな裾紐もしっかりと残っております。

幻のモデルとされる、TAP47（1st）, TAP-47/51（2nd）, TAP-47/52(3rd)モデル等やTAP-47/53(4th)モデルはフランス軍の空挺部隊のエリート隊員のみが着用することを許された伝説の軍服で、フランス下級兵士や外国人部隊員の憧れの戦闘服として認知され、それらを着用したいが為に、これらのモデルを内部で売買する状況に発展。一時は兵士の一ヶ月分の給料以上のプレ値が付くほどの人気ぶりでした。その関係で、実際にフランス軍の正規空挺部隊が戦争で着用したのはTAP-47/53(4th)モデルまでとされ、そのデザイン性の高さ故に、その後は軍のセレモニーなどの正装として着用されていたようです。

状態は、股下と裾にダーニングよるリペアあり、若干の使用感とフェード感あり、ウエストのバック部分のボタンが一つ欠損、バック右ポケットのフラップボタンが欠損ですが、着用に問題のあるようなダメージのない、極めて良好な極上コンディションです。

昨今のTAPシリーズの人気により、1stモデルは滅多に市場に出ない、幻のモデルということもあり、今後更なる価格上昇が予想される希少モデル！