SUGIZO×HATAKEN ギターをモジュラー・シンセで解体/再構築した 至上のアンビエント・サウンドスケープ LUNA SEAやX JAPANのギタリスト&バイオリニストとしても活躍しているSUGIZOとモジュラー・シンセ界の雄HATAKENがタッグを組み、SUGIZO×HATAKEN名義での初のオリジナル・アルバム『The Voyage to The Higher Self』をリリース。2人のコラボレーションは、2020年に発表されたSUGIZOのソロ作『愛と調和』でも大きな成果を挙げたが、それを深化させたのが本作と言える。全7曲のアンビエントは、古来からインド哲学に伝わる、人の心身を整える7つのエネルギー"チャクラ"をモチーフとしつつ、SUGIZOの過去2枚のアルバム『音』『愛と調和』の収録曲を解体/再構築したもの。聴きどころは、モジュラー・シンセを通し新たな生命が付されたギター・サウンドだ。ミキシングを手掛けたスタジオ・サウンド・ダリの大野順平氏を交え、SUGIZOのART TERROR STUDIOで話を聞く。