1973年版のStereo Sound YEAR BOOKから登場し、1981-82年版を最後に姿を消しているが、ブランド自体が消滅した訳ではなく、この頃から、瑪瑙や紫檀のボディなど特殊な材料の使用が始まり、安定供給ができなくなったものと思われる。創始者である菅野義信氏は2002年1月に亡くなり、子息・菅野文彦氏によりブランドは引き継がれたが、2023年8月以降カートリッジの製作と針交換を終了させたことによって、幻のブランドになってしまいました。
その菅野文彦氏の最後の作品、そして恐らく日本最後の新品在庫は、こちらのRosewood Standard になります。