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ガラス工芸
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「矢之根 曽我五郎時致」 ステンドグラス ガラス浮絵 曾我物語 歌舞伎 工芸品 ガラス細工 額装 壁掛け オブジェ 額縁 壁かけ アンティーク
Auction ends
05/31/2024 20:24 PM (Tokyo)
Current Time
05/28/2024 20:24 PM (Tokyo)
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Item condition:
USED40
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n1135344051
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大阪府
Seller items:
warakado_f
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494
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¥12,000
(~$80)
(¥12,000 including tax)
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商品をご覧頂きありがとうございます
曾我物語 「矢之根 曽我五郎時致」 ステンドグラス ガラス浮絵 工芸品 額装でございます
大変綺麗にガラスステンドグラスに彩られています
手触りも表面はふっくらとガラス細工をされています
綺麗に彩られた 「矢之根 曽我五郎時致」 をオブジェや店舗等に飾られても雰囲気あるお目に止まる商品でございます
この機会にいかがでしょう
これから 「矢之根 曽我五郎時致」 曽我物語の引用を載させて頂きます
曾我物語
そがものがたり
曾我十郎祐成(すけなり、幼名一万)・五郎時致(ときむね、幼名箱王)の兄弟が、十八年間の苦難に耐え、建久四年(一一九三)五月、富士野の狩場に父祐通(一説に祐重・祐泰)のかたき工藤祐経を討つまでを語る、軍記物語風の伝記物語。仇討ちは果たしながら、横さまの死をとげねばならなかった兄弟の霊魂が、その思いを、霊媒としての巫女に語らせるところから、その伝承が始まった。古く、死者の霊魂が浮遊したと考えられる箱根にかかわりを有した修験比丘尼が、その伝承者のはじめと考えられる。これを物語として固定した編著者については、『神道集』を生み出した安居院(あぐい)の唱導者、時衆教団、上野国ゆかりの神人団、下野宇都宮氏の関係者などが考えられるが定まらない。おそらく物語の生成流伝にこれらの諸団体がかかわったのであろう。現在でも、農耕生活上、兄弟の霊が五月のさまざまの災厄や虫害をなすという民俗が東国に伝わることから考えても、曾我兄弟の伝承が、兄弟の果てた関東の御霊信仰に源を発したことは確かである。鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて物語は成立するが、当時の古態をより忠実に伝える十巻の真字本系諸本(妙本寺本。角川源義編『貴重古典籍叢刊』、山岸徳平・中田祝夫編影印本など)のほか、十巻(太山寺本。荒木良雄校注)もしくは、『平家物語』にならって十二巻に仕立てた流布本(市古貞次・大島建彦校注『日本古典文学大系』八八)などの仮名本系諸本が伝わる。その仮名本は、現存真字本の原型を母胎とするものであるが、真字本が有した関東の土俗性から離れ、訓蒙性を増し、類型化を伴いつつ物語として完成を見たものである。中世の開幕に、京都王朝に拮抗し得る拠点を関東に設けた源頼朝の存在意義は大きく、その秩序は東国人の生活に大きな影響を与え、これが文学にも及んだ。『曾我物語』も、この状況のもとに成り立った。兄弟の仇討ちは、藤原南家の子孫で伊豆に住む狩野氏の一門、工藤と河津(伊東)の所領争いに端を発する。河津三郎祐重が、その父祐親のひき起した工藤祐経との対立にまき込まれ横死をとげる。その遺児である兄弟の、亡父への思慕が、かたき祐経への憎悪をかき立て、兄弟は仇討ちを決意する。しかし源頼朝の武威により世の秩序は回復している。それをあえて乱そうとする兄弟の行動は、秩序に対する叛逆である。それに兄弟の祖父祐親は、かつて頼朝が伊豆に流人として源氏再興を志した初期の段階で、わが娘と頼朝との仲を裂き、二人の間に生まれた男児を殺し、さらに頼朝を討とうとしたことがあり、この祖父の所行からも兄弟は叛逆児であることを余儀なくされていた。兄弟はこれらを十分に承知し、自分たちが秩序に対する罪人であることを自覚しつつ、仇討ちの初志を貫こうとする。一方、かたきの祐経は、頼朝の寵臣として秩序の側にある。それに、祐重が横死をとげた直後、兄弟に仇討ちを誓わせた母が、一門の曾我祐信と再婚する。兄弟も、この義父に養育されることになって、母は身辺の平穏を望み、仇討ちの志を捨てさせようとする。このような諸般の事情が、兄弟の仇討ちを一層困難にするわけである。物語は、兄弟の幼時から、その苦難と、人々や神々の援助による仇討ちの成就を語る。しかも、その行動が叛逆であるがゆえに、兄弟は非業の死をとげねばならず、兄弟もあらかじめ事なってのちの死を覚悟していた。物語によれば、頼朝が兄弟の志を感じて名誉を回復させ、それに兄弟の死を悲しむ母と、十郎の恋人虎御前の、兄弟の供養(鎮魂)、それに東国の人々の共感とおそれが、兄弟を御霊神に昇華させた。もともと土俗信仰に結び付いて成立した物語(真字本系)は瞽をうつ盲御前や、絵解(えとき)法師の語り物として行われ、やがて京都にもたらされて物語(仮名本系)として完成した。流伝を通して、その完成の土壌をなした幸若舞曲・能・室町時代の物語、さらには近世の浄瑠璃・歌舞伎・各種草子にも、いわゆる曾我物として再生し続けることで国民文学となった。
[参考文献]
塚崎進『物語の誕生』(『民俗民芸双書』四二)、山下宏明『軍記物語と語り物文芸』、村上学・徳江元正・福田晃編『彰考館蔵曾我物語』下(『伝承文学資料集』一〇)、角川源義『語り物文芸の発生』、村上学『曾我物語の基礎的研究』、福田晃「曾我語りの発生」(『立命館文学』三二九―三三三・三七三・三七四)
人物の感心の為引用を載させて頂きました
割れ等はございませんが経年保管のお品ですので画像をご確認の上で判断頂き、お好きな方にノークレームとノーリターンで宜しくお願い致します
ガラス本体サイズ(約)
縦 42.5cm 横幅 33.5cm 厚み 0.5cm
額装サイズ(約)
縦 47cm 横幅 38cm 厚み 2cm
140サイズ発送
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曾我物語 「矢之根 曽我五郎時致」 ステンドグラス ガラス浮絵 工芸品 額装でございます
大変綺麗にガラスステンドグラスに彩られています
手触りも表面はふっくらとガラス細工をされています
綺麗に彩られた 「矢之根 曽我五郎時致」 をオブジェや店舗等に飾られても雰囲気あるお目に止まる商品でございます
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そがものがたり
曾我十郎祐成(すけなり、幼名一万)・五郎時致(ときむね、幼名箱王)の兄弟が、十八年間の苦難に耐え、建久四年(一一九三)五月、富士野の狩場に父祐通(一説に祐重・祐泰)のかたき工藤祐経を討つまでを語る、軍記物語風の伝記物語。仇討ちは果たしながら、横さまの死をとげねばならなかった兄弟の霊魂が、その思いを、霊媒としての巫女に語らせるところから、その伝承が始まった。古く、死者の霊魂が浮遊したと考えられる箱根にかかわりを有した修験比丘尼が、その伝承者のはじめと考えられる。これを物語として固定した編著者については、『神道集』を生み出した安居院(あぐい)の唱導者、時衆教団、上野国ゆかりの神人団、下野宇都宮氏の関係者などが考えられるが定まらない。おそらく物語の生成流伝にこれらの諸団体がかかわったのであろう。現在でも、農耕生活上、兄弟の霊が五月のさまざまの災厄や虫害をなすという民俗が東国に伝わることから考えても、曾我兄弟の伝承が、兄弟の果てた関東の御霊信仰に源を発したことは確かである。鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて物語は成立するが、当時の古態をより忠実に伝える十巻の真字本系諸本(妙本寺本。角川源義編『貴重古典籍叢刊』、山岸徳平・中田祝夫編影印本など)のほか、十巻(太山寺本。荒木良雄校注)もしくは、『平家物語』にならって十二巻に仕立てた流布本(市古貞次・大島建彦校注『日本古典文学大系』八八)などの仮名本系諸本が伝わる。その仮名本は、現存真字本の原型を母胎とするものであるが、真字本が有した関東の土俗性から離れ、訓蒙性を増し、類型化を伴いつつ物語として完成を見たものである。中世の開幕に、京都王朝に拮抗し得る拠点を関東に設けた源頼朝の存在意義は大きく、その秩序は東国人の生活に大きな影響を与え、これが文学にも及んだ。『曾我物語』も、この状況のもとに成り立った。兄弟の仇討ちは、藤原南家の子孫で伊豆に住む狩野氏の一門、工藤と河津(伊東)の所領争いに端を発する。河津三郎祐重が、その父祐親のひき起した工藤祐経との対立にまき込まれ横死をとげる。その遺児である兄弟の、亡父への思慕が、かたき祐経への憎悪をかき立て、兄弟は仇討ちを決意する。しかし源頼朝の武威により世の秩序は回復している。それをあえて乱そうとする兄弟の行動は、秩序に対する叛逆である。それに兄弟の祖父祐親は、かつて頼朝が伊豆に流人として源氏再興を志した初期の段階で、わが娘と頼朝との仲を裂き、二人の間に生まれた男児を殺し、さらに頼朝を討とうとしたことがあり、この祖父の所行からも兄弟は叛逆児であることを余儀なくされていた。兄弟はこれらを十分に承知し、自分たちが秩序に対する罪人であることを自覚しつつ、仇討ちの初志を貫こうとする。一方、かたきの祐経は、頼朝の寵臣として秩序の側にある。それに、祐重が横死をとげた直後、兄弟に仇討ちを誓わせた母が、一門の曾我祐信と再婚する。兄弟も、この義父に養育されることになって、母は身辺の平穏を望み、仇討ちの志を捨てさせようとする。このような諸般の事情が、兄弟の仇討ちを一層困難にするわけである。物語は、兄弟の幼時から、その苦難と、人々や神々の援助による仇討ちの成就を語る。しかも、その行動が叛逆であるがゆえに、兄弟は非業の死をとげねばならず、兄弟もあらかじめ事なってのちの死を覚悟していた。物語によれば、頼朝が兄弟の志を感じて名誉を回復させ、それに兄弟の死を悲しむ母と、十郎の恋人虎御前の、兄弟の供養(鎮魂)、それに東国の人々の共感とおそれが、兄弟を御霊神に昇華させた。もともと土俗信仰に結び付いて成立した物語(真字本系)は瞽をうつ盲御前や、絵解(えとき)法師の語り物として行われ、やがて京都にもたらされて物語(仮名本系)として完成した。流伝を通して、その完成の土壌をなした幸若舞曲・能・室町時代の物語、さらには近世の浄瑠璃・歌舞伎・各種草子にも、いわゆる曾我物として再生し続けることで国民文学となった。
[参考文献]
塚崎進『物語の誕生』(『民俗民芸双書』四二)、山下宏明『軍記物語と語り物文芸』、村上学・徳江元正・福田晃編『彰考館蔵曾我物語』下(『伝承文学資料集』一〇)、角川源義『語り物文芸の発生』、村上学『曾我物語の基礎的研究』、福田晃「曾我語りの発生」(『立命館文学』三二九―三三三・三七三・三七四)
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