1933-2018 岐阜県生まれ、中学卒業後、ゴッホに憧れ独学で油絵を始め、荒川沿いの日光街道にかかる千住大橋鉄橋下で寝起きするような生活のなかで油絵を描く、(1961年)28歳に銀座並木通りの路上で絵を売っていたところ彫刻家本郷新に見いだされ、本郷の紹介により、兜屋画廊西川武郎の知遇を得る、その後西川の援助を受けて油彩を描く、(1964年)31歳「村上肥出夫都会風景画展」、「巴里―紐育―東京を描く油彩・素描展」(銀座松阪屋)を開催、マスコミの注目を浴び、一躍画壇の寵児となる、(1972年)39歳、パリに滞在し制作する、サロン・ドートンヌに出品し銀賞受賞、(1979年)46歳、東京を離れ、岐阜県益田郡萩原町に自宅アトリエを構える、以後主に兜屋画廊での個展を続ける、(1997年)64歳、荻原町の自宅アトリエが全焼し、約2万冊の蔵書、絵具、新作のエスキースなどが焼失する、それを境に精神に変調を来し、療養生活を続けていた
村上肥出夫は、1933年に岐阜県で生まれた日本の画家で、独学で油絵を学び、若くして画壇で注目を集めたアーティストです。彼の人生は芸術への情熱と共に苦悩も多かったことが伺えます。中学卒業後にゴッホに憧れて絵画を始め、東京の千住大橋近くで貧しいながらも画家としての生活を続けました。彼の才能は1961年に彫刻家本郷新に見出され、その後は兜屋画廊の西川武郎に支援されるようになります。彼の作品は1964年に銀座で開催された展覧会で大きな注目を集め、その後も国内外で高い評価を受けました。村上肥出夫「ムフタール街」油彩 8号 証明シール本作品は、パリの歴史あるムフタール通りをテーマにしています。作品は厚塗りのテクスチャと強烈な色彩で知られる村上画伯のスタイルを示しており、パリの活気あふれる街角をダイナミックに捉えています。画中で、鮮やかな黄色やオレンジが用いられた建物が印象的で、その周囲を取り囲む激しい青と紫の色調が、冬の寒さや夜のミステリアスな雰囲気を演出しています。この作品は、画伯がパリに滞在していた経験から、直接体験したムフタール通りの風景がどのように画伯の感性に訴えかけたのかを物語っています。建物と空の間に見える明るい色彩は、パリの光と影、歴史と現代が交錯する場所の魅力を表現しており、観る者にとってはパリの一角を訪れたような体験を提供します。本作品は、都市の喧騒と静寂が同居する瞬間を捉えた作品であり、画伯の芸術的な視点と技術が見事に融合していることを示しています。入手困難な画伯のパリ風景の名画です。
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美術年鑑 2017年掲載
1933-2018 岐阜県生まれ、中学卒業後、ゴッホに憧れ独学で油絵を始め、荒川沿いの日光街道にかかる千住大橋鉄橋下で寝起きするような生活のなかで油絵を描く、(1961年)28歳に銀座並木通りの路上で絵を売っていたところ彫刻家本郷新に見いだされ、本郷の紹介により、兜屋画廊西川武郎の知遇を得る、その後西川の援助を受けて油彩を描く、(1964年)31歳「村上肥出夫都会風景画展」、「巴里―紐育―東京を描く油彩・素描展」(銀座松阪屋)を開催、マスコミの注目を浴び、一躍画壇の寵児となる、(1972年)39歳、パリに滞在し制作する、サロン・ドートンヌに出品し銀賞受賞、(1979年)46歳、東京を離れ、岐阜県益田郡萩原町に自宅アトリエを構える、以後主に兜屋画廊での個展を続ける、(1997年)64歳、荻原町の自宅アトリエが全焼し、約2万冊の蔵書、絵具、新作のエスキースなどが焼失する、それを境に精神に変調を来し、療養生活を続けていた
村上肥出夫は、1933年に岐阜県で生まれた日本の画家で、独学で油絵を学び、若くして画壇で注目を集めたアーティストです。彼の人生は芸術への情熱と共に苦悩も多かったことが伺えます。中学卒業後にゴッホに憧れて絵画を始め、東京の千住大橋近くで貧しいながらも画家としての生活を続けました。彼の才能は1961年に彫刻家本郷新に見出され、その後は兜屋画廊の西川武郎に支援されるようになります。彼の作品は1964年に銀座で開催された展覧会で大きな注目を集め、その後も国内外で高い評価を受けました。
村上肥出夫「ムフタール街」油彩 8号 証明シール
本作品は、パリの歴史あるムフタール通りをテーマにしています。作品は厚塗りのテクスチャと強烈な色彩で知られる村上画伯のスタイルを示しており、パリの活気あふれる街角をダイナミックに捉えています。画中で、鮮やかな黄色やオレンジが用いられた建物が印象的で、その周囲を取り囲む激しい青と紫の色調が、冬の寒さや夜のミステリアスな雰囲気を演出しています。
この作品は、画伯がパリに滞在していた経験から、直接体験したムフタール通りの風景がどのように画伯の感性に訴えかけたのかを物語っています。建物と空の間に見える明るい色彩は、パリの光と影、歴史と現代が交錯する場所の魅力を表現しており、観る者にとってはパリの一角を訪れたような体験を提供します。本作品は、都市の喧騒と静寂が同居する瞬間を捉えた作品であり、画伯の芸術的な視点と技術が見事に融合していることを示しています。入手困難な画伯のパリ風景の名画です。
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