赤絵芙蓉手皿・大・砂高台・土山敬司《中皿・21.3cm》

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赤絵・芙蓉手・宝尽くし・中皿 おおよそ直径21.3 × 高さ3.4cm □あわせておすすめしたい器たち□ 赤絵皿土山敬司 染付芙蓉手皿 土山敬司 安南手皿 土山敬司 花網打込皿土山敬司 宝尽くし紋7寸皿 伏原博之 安南手鉢土山敬司 染付芙蓉手花蝶文向付正木春蔵 →赤絵芙蓉手皿・土山敬司 →和食器の愉しみ 工芸店ようび TOP  砂高台 土山敬司さんに、店主が持つお気に入りの古染付を写していただきました。 大 小 書き込まれているのは宝尽くしです。和にも洋にもお使いいただけます。深さがあるのも、うれしいですね。 大 小 土山敬司さん  清水焼のメッカ五条坂のあたりは京都の作家さんたちが多く住んでおられ、昔は煙の上がっていない日がないと云われた程栄えたところでした。登り窯が廃絶し、作家さん、職人さん達もあちらこちらと散ってゆかれて土山さんも宝塚に御移居なさったと聞いています。  父上は屈指の職人さん、京都の第一級文化人(お医者さまで陶芸家、文筆家等々)加藤静允先生は、この工房で最初の技術を学ばれたのでした。その頃ご一緒にお父様の下で御修行なされたいわば同門の土山敬司さんを、大変腕のよい人だからぜひ、とご紹介下さいました。  さっそくわがままを言って芙蓉手のものたちをお願いしてみました。さすがのものたちが出来上がって参りました。一つは店主の持っておりました安南手の浅鉢、もう一つは明末の芙蓉手の写し大小です。   出来る限り本歌に近くとラフに画いていただいたつもりでも、やはり少しきっちりと出来上がりました。呉須の色も良い色に仕上がっています。食卓の上で凛とした存在感を発揮するようでうれしい作品です。文様がにぎやかなのに邪魔にならないのは芙蓉手といわれる一連のものの特長でしょう。大サイズのお皿は、7寸より少し大きいお皿であること、少し深さもあることで用途は広くなります。  ますますこのよい腕を生かしていただくものが出来ればと大いに期待しています。 店主 真木啓子         「染付芙蓉手皿・土山敬司」   砂高台  芙蓉手の皿の本歌は、高台内が飛び鉋、高台は砂高台になっていましたので、裏の面白さを出すために本歌と同じにしてみました。やはり雰囲気が出ていいものになったように思います。以後はこれにしようと思っています。  砂高台は重ねて焼く時にくっつかないようにしたものだとも言われていますが、どうだったのでしょうか。  今回、土山さんが赤絵のものも魅力的なのでと造って来て下さいました。華やかで食卓が賑わうことでしょう。この皿たちは軽くて使い勝手よく、食卓に頻繁に登場することになるものの一つです。 店主 真木啓子