※元旦12時迄!【最終大蔵ざらえ】 【人間国宝 故:羽田登喜男】 特選本手挿し友禅九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「バイカウツギ」 花柄のみの珍しい作品! はんなり見惚れる色彩美!

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◆最適な着用時期 3月〜5月(袷の季節:春〜初夏)◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など◆合わせるお着物 付下げ、色無地、小紋、御召 絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m柄付け:お太鼓柄 【仕入れ担当 吉岡より】「羽田友禅」とも呼ばれる世界を確立した、羽田登喜男氏の洗練された花とデザインの塩瀬地九寸名古屋帯のご紹介です。代表的な鴛鴦のお柄を描かず、スッキリと花模様のみを描き、登喜男氏ならではのタッチのお柄をお楽しみいただけるお品。お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!【色・柄】サラリとした塩瀬地を穏やかな桃色に染めて、葉に虫喰いの表現も加えられた「バイカウツギ」の花模様が描かれております。【商品の状態】中古品として仕入れて参りましたが良好です。お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。お届けまで1週間ほど頂きます。【 羽田登喜男(重要無形文化財保持者)について 】【 生年・認定年・享年 】1911年(明治44年) 1月14日生。1988年(昭和63年) 重要無形文化財「友禅」の保持者に認定。2008年(平成20年) 2月10日没。肺炎のため死去、97歳金沢で加賀友禅の下絵、糊置き、色挿し等一連の作業の基礎を習得、京都に移った後には京友禅のみならず、美術工芸品の鑑賞など文化に触れることの重要性を学んだ。一般的に京友禅は工程が分業されているが、羽田はすべての工程を自身で行う制作態度をとり京友禅の世界に、加賀友禅を融合させた独自の境地を開く。京都の庭園や自然を愛し、花鳥風月に材を求め完成された図案のうち、『鴛鴦』は代名詞的なお柄。京都府民を代表してダイアナ妃に送られた振袖、祇園祭蟷螂山の懸装品は有名。【 経歴 】1911年 石川県金沢市に造園師・羽田栄太郎の三男として生まれる1925年 隣家の南野耕月に加賀友禅を学ぶ1931年 京都にて同郷の曲子光峰(まげしこうほう)に京友禅を学ぶ    以降、羽田は生涯にわたり京都で制作を行う1943年 政府認定の京都友禅技術保存資格者となり、戦中も作品を制作1955年 第2回日本伝統工芸展において訪問着「孔雀」が初入選1957年 社団法人日本工芸会正会員1962年 日本工芸会理事に就任1971年 日本伝統工芸展審査員に就任1976年 第23回日本伝統工芸展で「白夜」が東京都教育委員会賞を受賞。    藍綬褒章受章。1978年 京都府美術工芸功労者表彰を受ける1979年 紺綬褒章受章1982年 勲四等瑞宝章を受章    祇園祭蟷螂山の前掛「瑞祥鶴浴之図」を制作1984年 祇園祭蟷螂山の胴掛2面「瑞光孔雀之図」   「瑞苑浮遊之図」を制作1986年 京都府より英国王室ダイアナ皇太子妃に贈られた振袖   「瑞祥鶴浴文様」を制作1988年 友禅の重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受ける    社団法人日本工芸会参与1990年 京都府文化功労賞特別賞受賞、京都市文化功労者表彰を受ける1991年 祇園祭蟷螂山見送り「瑞苑飛翔之図」を制作1992年〜「友禅 人間国宝 羽田登喜男」展を石川県立美術館    京都市美術館にて開催1996年 フランスのリヨン染織美術館にて「羽田家のキモノ」展開催1999年 祇園祭蟷螂山水引「吉祥橘蟷螂図」を制作、献納2004年 祇園祭蟷螂山後掛「瑞兆遊泳之図」を献納し全懸装品を制作    完納※制作には後継者である息子羽田登も携わり、    その技術伝承に努める。2007年10月10日 高齢のため制作活動を終了。 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 九寸帯) ※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。 [文責:吉岡 駿]