【初代 由水十久】監修 【長嶋成織物】 特選西陣織袋帯 本金箔 うなゐ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「童子唐草紋」 加賀の名匠の世界を織で!

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◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 式典へのご参列、パーティー、お付添い、お稽古、芸術鑑賞、観劇 など◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、江戸小紋 など 絹100%・金属糸風繊維除く長さ約4.3m(お仕立て上がり)柄付け:お太鼓柄  ※手先柄(果紋:はてもん)付き耳の縫製:かがり縫い西陣織工業組合証紙No114 長嶋成織物謹製 【 仕入れ担当 岡田より 】美しいキモノ掲載などでおなじみの西陣の名門、【 長嶋成織物 】より、かの加賀の名匠【 初代 由水十久 】氏の友禅の世界を、リアルに織で再現した特選袋帯のご紹介です。本金箔と螺鈿箔を用いた地に、細緻にお柄が織りだされたお品で、訪問着、付下、色無地、江戸小紋などのお着物とのコーディネートで十久氏の作品の世界感を帯姿でお楽しみいただけることでしょう。【 お色柄 】薄手でしなやかな地風の金と螺鈿の吹雪をあしらった箔を織り込んだ引箔地に、由水十久氏が得意としたうなゐ(童)を囲むように唐草を込めた華円紋が織りだされております。【 商品の状態 】やや使用感はございますが、中古品としてはおおむね良好な状態でございます。お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。【 初代 由水十久について 】本名:由水徳男加賀友禅の特集には必ずと言って良いほど名前と作品が紹介される昭和を代表する加賀友禅作家。幼少より日本画を能くし、日本国内はもちろん海外でも個展を開くなど才能を発揮。写実的な草花模様が中心の加賀友禅の中で、模様としては最も扱いにくい題材とされる人物画を好み能・歌舞伎・郷土芸能・あるいは古典文学などを題材に、着物だけにとどまらず、染色による大画面の壁画装飾や額装、軸などにも意欲的に取り組みその才能を発揮した。【 経歴 】1913年 石川県金沢市生まれ1927年に京都に出て、紺谷静蕉のもとで10年以上友禅染めの修行を行い1938年に独立。1947年には、創作活動の場を故郷の金沢に移し、金沢に戻った後も精力的に活動を続ける。1966年ごろには、東京、大阪、金沢、仙台など日本各地で個展を開催。1975年には「加賀友禅由水十久作品集」を出版した。1977年には伝統工芸士、1978年には石川県の指定無形文化財加賀友禅技術保持者に認定される。十久が好んで作品のモチーフに用いた童子(小さい子供)の柄『うなゐ』が有名である。【 瀞金(とろきん)について 】瀞金とは、漆芸に代表される蒔絵の技法のひとつ。地漆に微細な金粉を密に巻き、漆をかけて塗り込めた後、これを研ぎだすことでお柄を表現する技法。【 長嶋成織物について 】西陣織工業組合所属西陣織工業組合証紙はNo.1141948年(昭和23年)創業「ながしま帯」のブランドを有する京都・西陣屈指の高級帯を製織する織元。戦前より袱紗制作を生業としていたが、1948年に長嶋成介が帯地製造を開始。1975年に看板品とも言える、蒔絵技法の瀞金をモチーフにした瀞金錦を開発。瀞金箔、瀞本金箔、瀞銀、瀞銀錦、泥銀などの商標登録および、織物の織幅調整方法の特許を得ている。精緻な織柄や繊細な色合いを出すため、工房には2万5千色以上もの糸を保有しており、イメージに合う糸がなければ新しい糸を追加する徹底したものづくりの姿勢をつらぬいている。【 沿革 】1948年 創業 長嶋成介により帯地製造1965年 帯地に於ける900ジャガード導入の先駆をなす1966年 若松華瑶を旗頭とする願原荘の文様を手がける1967年 重厚華麗な能衣、桃山調の製織に力を注ぐ1975年 漆芸における蒔絵の技法より「瀞金」(どろきん)を開発1976年 引箔に「瀞金箔」をもちいる1984年 「瀞金箔」「瀞本金箔」が商標登録される1985年 「瀞金」「泥金」が商標登録される1986年 「瀞金錦」「瀞銀箔」「瀞本銀箔」が商標登録される1987年 「瀞銀」「瀞銀錦」「泥銀」「天目箔」が商標登録される1988年 「本金錦」が商標登録される1989年 織物の織幅調整方法及びその装置と扇骨状筬で特許取得1990年 「日本の名品」シリーズに着手1994年 「ながしま帯」「長嶋成織物」が商標登録される1995年 多丁杼力織機による縫取紋様における    色糸使用量の測定方法で特許取得1996年 きもの事業部を発足し「瀞金友禅」「ながしま友禅」を開発1997年 「翔鳳錦」が商標登録される【 西陣織について 】経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で生産される先染の紋織物の総称。起源は5?6世紀にかけて豪族の秦氏が行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に大きく発展した。18世紀初頭の元禄〜享保年間に最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の大火により職人が離散し大きく衰退。明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を導入した事でこれまで使用されてきた空引機(高機)では出来なかった幾多の織物が産み出され量産が可能となった。織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に作業を行っている。西陣織には手の爪をノコギリの歯のようにギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、国に指定されているだけでも12種類の品種がある。「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 袋帯) ※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。 [文責:牧野 佑香]